
ヤマトルーフ
専門部のヤマトルーフ。
葺き替え工事・カバー工法(今の屋根の上から被せるもの)・補修・雨漏り修理等屋根に関する事は全て施工させていただいております。
その中でも特に重点をおいているのが被害に合わない3原則として、
①屋根を軽く地震対策
②飛ぶ、ズレる、落ちる前に台風対策
③雨漏りする前に雨漏り対策
が最大の防御と確信しております。
あらゆる屋根を手掛けているベテラン職人が施工いたします。
雨漏りしていなくても屋根のメンテナンスは必要か?
雨漏りしてからでは工事費が高くつきます。また雨漏りしていても見えない所で漏れていたり、気付かないうちに被害が大きくなっていることもありますので、定期的なメンテナンス及び専門家に相談されるのが望ましいです。
メンテナンス方法は屋根材の種類によって異なる
和瓦・粘土瓦・釉薬・陶器・いぶし瓦等

まず瓦の前に漆喰(白く塗られている所)にヒビが発生したり剥がれそうになっていないか、また土が見えていないか等、そのような症状があると瓦がズレたり落ちたり、棟瓦の崩れ等の危険性があり、雨漏れの原因ともなります。また、強風や台風で大きな被害になることもありますので、早めのメンテナンスが望ましいです。
漆喰の補修方法は現状を見てからですが、軽度の箇所は上から重ね塗り、剥がれそうな所は落として塗り替え、土の見えている所は土を重ね塗りか、重度の場合は土を落として塗り替え、重傷の場合は棟瓦の積み直し等、状態により何通りかの方法があります。
次に瓦の補修方法ですが、
- A.割れ・ヒビ等の悪い瓦のみを差し替える(取り替える)。美観が気になるなら専用塗料で塗装すると葺き替えたようにキレイになります。
- B.瓦のズレ・ガタツキだけを直す方法としては、専用の接着剤で止める方法があります。一枚ずつ全体を止めれば、ある程度の強風・台風対策にもなります。
- C.瓦・漆喰等の屋根全体が悪い場合は葺き替える。方法としては和瓦から和瓦に、和瓦からスレート瓦・金属瓦等に軽量化すれば、台風及び地震対策にもなります。


洋瓦・セメント・コンクリート・粘土等

まず瓦の前に漆喰が問題ないかを調べ、補修が必要であれば和瓦と同じように補修します。また、漆喰ではなくセメントで塗られている場合はセメントで塗り替えです。
放置されますと和瓦と同様な被害にあう可能性がありますので早めのメンテナンスが望ましいです。(和瓦の欄をご覧ください)
次に補修方法ですが、和瓦のABと同じです。
違うのはCの洋瓦から洋瓦に葺き替える。洋瓦から平板スレート瓦(一般的にカラーベスト・コロニアルと呼ばれるもの)に軽量化、または金属瓦の超軽量タイプのいずれかにすれば、台風及び地震対策にもなります。
平板スレート瓦(カラーベスト・コロニアル)セメント・繊維等

まず棟などの鉄板が被さっている所を見てください。下部に隙間が空いていないですか?下部横から打っている釘が緩んで釘の頭が出てきていないですか?強風や台風時によくめくれたり、飛んだりしています。また、雨漏りの原因になる事もあります。
次に屋根材が白かったり、変色したり、黒く汚れてたりしないですか?いずれかの症状があれば防水効果が衰えていますので基材(瓦)に問題がなければ塗装という手もありますが、基材にヒビや割れが発生していたり、基材の重なり部に隙間ができていると強風や台風時にズレたり、落ちたり、飛散したりする事がありますので、塗装では防げません。
また、屋根全体を遠目から見て、屋根が波打っているように見えたら基材はもとより下地も傷んでいる可能性がありますので特に要注意です。
処置方法としましては、現状にもよりますが、
- A.軽度であれば棟・基材等の悪い箇所のみを取り替え屋根全体を塗装。
- B.全体的に悪ければ、平板から平板に葺き替える。
- C.葺き替えず、今の屋根の上から超軽量タイプの金属瓦をかぶせる。

この方法であれば、人の頭にヘルメットをかぶる理屈と同じようなもので、建物の頭(屋根)を守れます。また断熱効果も上がります。
建物の寿命を伸ばし、経済的にもお安く上げるには専門家に早めのご相談をお勧めいたします。